2024年を振り返ってみる

ちょっと早いですが、今年一年の出来事を勝手に振り返ってみます。(読売新聞オンライン引用)

ひと月ごとに『ありお』が気になったニュースを取り上げていきます。

【1月】 石川・能登で震度7、津波被害

石川県能登地方を震源とする地震が1日午後に発生、同県輪島市と志賀町で震度7を観測。石川、富山、新潟、山形各県など広い範囲に津波が到達。死者は400人を超えた。

 

【2月】名目GDP、世界4位に転落

 内閣府が15日に発表した2023年の名目国内総生産(GDP)は591兆4820億円で、ドル換算ではドイツに抜かれて世界4位に転落した。

AI による概要
日本の経済状況は、2024年度の実質GDP成長率が前年比でプラス成長を見込むなど、持ち直し傾向がみられます。一方、節約志向の高まりによる個人消費の停滞や、物流コストの上昇、中東情勢など、下振れ懸念も抱えています。
 

【3月】「紅麹」サプリで健康被害、自主回収

 小林製薬は22日、 米麹こめこうじ の一種である紅麹の成分を配合したサプリメントを摂取した人が腎臓の病気になったとして、製品の自主回収を発表。9月には厚生労働省が、原因物質は青カビ由来の「プベルル酸」と発表した。

 

【4月】自民、派閥の政治資金問題で39人処分

 派閥の政治資金問題で自民党の党紀委員会は4日、安倍、二階両派の議員ら39人の処分を決定した。塩谷立・元文部科学相と世耕弘成・前参院幹事長が離党勧告、下村博文・元文科相と西村康稔・前経済産業相、高木毅・前国会対策委員長が党員資格停止、萩生田光一・前政調会長ら17人が党役職停止、その他に17人が戒告となった。6月に改正政治資金規正法が成立。

 

【5月】改正民法成立、「共同親権」導入へ

 離婚後も父母双方が子どもの親権を持つ「共同親権」の導入を柱とする改正民法などが17日、成立した。離婚後は父母どちらか一方の「単独親権」に限る現行制度を約77年ぶりに見直した。

 

【6月】認証不正でトヨタなど立ち入り検査

 国土交通省は3日、トヨタ自動車、マツダ、ヤマハ発動機、ホンダ、スズキの自動車・二輪車メーカー5社で、量産に必要な「型式指定」の不正申請が確認されたと発表した。同省は4日、トヨタ自動車本社に立ち入り検査を実施し、7月には是正命令を出した。

 

【7月】日本銀行、20年ぶりに新紙幣発行

 

 日本銀行は3日、20年ぶりとなる新紙幣の発行を始めた。肖像は、1万円札が日本資本主義の父と呼ばれる渋沢栄一、5千円札が女子高等教育の先駆者の津田梅子、千円札が細菌学者の北里柴三郎。偽造を防ぐため、傾けると肖像が立体的に動いて見える「3Dホログラム」が世界で初めて採用された。

【7月②】パリ五輪、日本は海外最多メダル45個

 第33回夏季五輪パリ大会が26日に開幕した。日本は金メダル20個、銀メダル12個、銅メダル13個を獲得。金、総数ともに海外の夏季五輪では過去最多となった。

 

【8月】南海トラフ地震臨時情報」初発表

 宮崎県沖で8日、マグニチュード(M)7・1の地震が発生した。気象庁は南海トラフ地震が発生する可能性が平時と比べて高まったとして、同地震の注意を呼びかける「臨時情報(巨大地震注意)」を初めて発表した。呼びかけは15日に終了した。

 

【9月】大谷翔平、米大リーグ初「50‐50」

7回2死3塁、今季50号となる2ランを放つ大谷(19日、米マイアミで)=片岡航希撮影

7回2死3塁、今季50号となる2ランを放つ大谷(9月19日、米マイアミで)六回、49号本塁打を放ち、ベンチで祝福される大谷=AP

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手が19日、メジャー史上初の「50本塁打、50盗塁」を達成した。大谷選手は2年連続の本塁打王、日本人初となる打点王のナショナル・リーグ2冠に輝き、リーグ最優秀選手(MVP)にも選ばれた。ドジャースはヤンキースを破り、ワールドシリーズ制覇を果たした。 

【9月②】静岡地裁、袴田巌さんに再審無罪

 1966年に静岡県の一家4人が殺害された事件の再審判決で、静岡地裁は26日、強盗殺人罪などで死刑が確定した袴田巌さんに無罪(求刑・死刑)を言い渡した。死刑確定事件の再審無罪は戦後5件目。

 

【10月】闇バイト強盗相次ぐ

 横浜市の住宅で15日、男性が暴行を受けて死亡し、現金が奪われた。8月以降、東京、千葉、埼玉、神奈川を中心に、郊外の住宅などに男たちが押し入り、住人の高齢者らに暴力を振るい現金を奪う事件が続発。「闇バイト」で集められた男らが実行役だった。

 

【11月】DeNA26年ぶり日本一

 プロ野球の「SMBC日本シリーズ2024」で3日、横浜DeNAベイスターズが福岡ソフトバンクホークスを破って26年ぶり3度目の日本一に輝いた。DeNAはクライマックスシリーズで、リーグ2位の阪神タイガースに続き、リーグ覇者の読売巨人軍に勝って日本シリーズに進出した。

【11月②】内部告発問題で失職の兵庫県知事が再選

当選を決め、事務所を後にする斎藤さん(中央)(11月17日夜、神戸市中央区で)=近藤誠撮影

 内部告発問題で不信任決議案が可決され、兵庫県知事を失職した斎藤元彦氏が17日、出直し選で再選を果たした。

 

【12月】韓国ユン大統領の弾劾議案可決 職務停止に 憲法裁妥当性判断へ

韓国の国会で、ユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領の弾劾を求める議案の採決が14日午後行われ、国会議員の3分の2以上が賛成したことから、議案は可決されました。
ユン大統領の職務は停止されることになり、今後、憲法裁判所が、弾劾が妥当かどうかを判断することになります。
ユン大統領は「私は決して諦めない。私への叱責と激励を心に受け止め、最後の瞬間まで国家のために最善を尽くす」としています。

韓国の国会では、14日午後4時すぎから本会議が始まり、最大野党「共に民主党」など野党6党が提出したユン・ソンニョル大統領の弾劾を求める議案の採決が行われました。
可決されるには、国会議員の3分の2にあたる200人以上の賛成が必要で、与党「国民の力」から少なくとも8人が賛成に回れば可決されることから、与党の動向が焦点となっていました。
採決には国会議員300人全員が出席し、投票の結果、賛成が204票、反対は85票で3分の2以上が賛成したことから、議案は可決されました。
野党側の議員は192人で、与党「国民の力」から少なくとも12人が党の方針に反して賛成に回った形になります。
このほか、棄権が3票、無効が8票でした。

弾劾の議案が可決されたことで、ユン大統領の職務は停止されることになり、ハン・ドクス(韓悳洙)首相が大統領の職務を代行します。
そして、今後180日以内に憲法裁判所が、弾劾が妥当どうかを判断することになります。
韓国で大統領の弾劾を求める議案が可決されたのは、2016年の当時のパク・クネ(朴槿恵)大統領以来です。
ユン大統領による「非常戒厳」をめぐっては、検察や警察が捜査していて、今後の捜査の行方にも注目が集まっています。

 

ってな感じで色々ありましたが、平和と健康が一番です。今年も残りわずかになりましたが健康第一で寒い冬も乗り越えましょうね(^^♪